2024年10月の訓示

剣道上達の道 -残心ー

残心とは、打突が終わった後でも、少しも油断せず、次に起こるどんな変化にも直ちに応じられる心構えのことです。「残心」とは「心ヲ残ス」ことではなく、「残ル心」のことです。100%の気合で攻撃することによってのみ十分な打突ができ、その瞬間、自然に心が残るといわれています。コップ一杯の水を、少しずつたらたらのこぼせば、一滴のも残りませんが、一気に思い切ってパッと捨てる(放心)と、必ず一滴、水が残っている。この気持ちが残心だといわれます。

次回は「気剣体の一致」についてです。

腰越剣友会 Official

腰越剣友会へようこそ!

0コメント

  • 1000 / 1000