2024年12月の訓示

剣道上達の道 -手の内①-【竹刀の握り方】

剣道でいう手の内とは、竹刀の柄を持った両の手の持ち方を言い、力の入れ方、打突の際の両手の緊張の状態とつりあいなども含めます。持ち方は、左手は柄頭から小指が出ないようにいっぱいに持ち、右手は鍔にふれない程度に持つ、左右両手とも親指と小指と薬指とで握ります。ひじは伸びすぎず、両腕の肩関節を柔らかくして軽く柄を握り、ぬれ手拭いをしぼる心持で、両手首をしめ入れるようにし、左右の親指と人差し指の割れ目が、竹刀の弦と一直線になるようにします。

次号は手の内②【さえ】についてです。

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